• ふくやましりつまつながちゅうがっこう
  • 福山市立松永中学校

  • Fukuyama Municipal Matsunaga Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒729-0104 広島県福山市松永町2-24-16
電話番号 084-934-3117
ホームページ http://www.edu.city.fukuyama.hiroshima.jp/chu-matsunaga/
加盟年 2018

2024年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境

1.本校の概要

本校は「主体性と自己肯定感を育み、社会で通用する生徒の育成」を学校教育目標としている。

特に、ESDを教育活動の要としてとらえており、総合的な学習の時間を中心に、SDGsを取り入れた教育活動を行っている。今年度の活動として、地元松永・福山の魅力・生活情報×SDGsを調査し発信(ポスター作成)する活動を行った。

 

2.実践内容

1学年ではSDGsを総合的な学習の時間の中心とし、生徒もよく知る飲料メーカーのネスレが企業として取り組んでいる内容を学んだり、地元の企業が取り組んでいるSDGsの取組をグループで調べたりした。

ネスレが行っている探求学習の「ネスレ サスティナビリティ プログラム」では、海洋プラスチック問題や、気候変動によりコーヒー栽培が持続できなくなる問題を生徒たちは知ることになる。ネスレはその問題に向き合い解決に向けて様々なことを実践している。こういった企業の事例から生徒は3つのステップ①「課題を見つける」視点を学ぶ②課題設定③情報の収集・情報の整理分析をすることで探求学習の深い学びにつなげることができた。

松永・福山の魅力・生活情報×SDGsを発信(ポスター作成)では、「ネスレ サスティナビリティ プログラム」で学んだことを活用し、地元の企業がSDGsの視点で取り組んでいる課題について①課題を見つける②課題設定③情報の収集・情報の整理分析の流れでグループ活動を行った。例えば、松永市のハザードマップで学校の場所や自宅の場所を確認し、危険性を身近に感じたことにより、自分たちにできる減災の方法として、ローリングストックという備蓄方法を調べたり、各地域で行われている防災教室の情報を得たりすることができた。自分たちで調べた内容を交流するだけではなく、全校生徒や保護者など違う世代の人々にも、SDGsの取組を伝え、広げていく活動を行った。この活動を通して、SDGsに関する発表内容だけではなく、調べた内容をロイロノートやスライドなどで画像やイラストを取り入れ、ICTを活用し見る人の印象に残るメッセージ性のある構成を考える中で、思考力、判断力、表現力の育成を目指した。また、SDGs達成に向けて何ができるのか等、世界の動向や社会の課題についての様々な考え方があることを学び、集団や社会とのかかわり方について理解を深めることができた。

来年度の活動計画

来年度の活動計画

令和7年度も, 特に,SDGsの取組や企業探求の学習において講師を招聘した外部人材を活用した取組を更に積極的に行い,私たちの身近な社会とのかかわりを,より意識的な教育活動となるようチャレンジしていきたい。また体験活動については,本年度の活動を参考にして,どの範囲で活動が可能かを判断しながら進めていきたい。そんな中ではあるが,従来通り地域の人材や企業の発掘・連携を進めることで取組の充実を図っていく。

過去の活動報告