• きたきゅうしゅうしりつふじまつしょうがっこう
  • 北九州市立藤松小学校

  • Kitakyushu Municipal Fujimatsu Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境, 平和

所在地 〒800-0047 北九州市門司区藤松1-19-1
電話番号 093-391-2300
ホームページ http://www.kita9.ed.jp/fujimatsu-e/
加盟年 2015

2024年度活動報告

活動分野

環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, 福祉, 食育, グローバル・シチズンシップ教育(GCED), その他の関連分野

本校は「心豊かに、たくましく生きる子どもの育成」を学校理念として、ユネスコスクールとして「元気・根気・勇気」を合言葉に、SDGs教育の推進を進めてきた。

①環境

常時活動として環境委員会によるペットボトルキャップ集めを継続している。また、環境委員会の児童による「ふじっこ環境まつり」では、環境や生き物などについてクイズやゲームを準備し、楽しみながら様々な環境問題について全校児童が知り、環境を守ることについて興味関心を高める活動を行った。

②国際理解

3年生の総合的な学習の時間「国際理解」では、お隣の国「韓国」についてGIGA端末などを活用し、児童は関心を持って調べ学習を行った。学習の最後に、実際に3名の韓国の方を招き、文化や言語について話を聞くことができた。また、韓国の子供たちの遊びを実際に体験し、児童は国は違っても楽しく思うことや感じることなどに、韓国の子供達との共通点がたくさんあることを知った。

③人権

常時活動では、計画委員会による朝のあいさつ運動が実施された。当初は計画委員会の児童が校門の前に立ち、登校してくる児童に大きな声であいさつをしていたが、次第に計画委員会以外の児童(学年を問わず)も一緒になってあいさつ運動を行う姿が見られた。今では、10~20人ほどの児童が毎日、門の前に立って元気な挨拶を交わしている。また、計画委員会より「挨拶名人」を放送し、児童の意欲を高めている。

人権教育主任を中心に、「北九州市人権推進センター『明日への伝言板』」の放送や、「北九州市子どもつながりプログラム」「新版いのち」を活用した道徳の時間や学級活動の時間を進めた。また、職員の意識向上を図るための人権に関する研修を定期的に行った。

④福祉

4年生の総合的な学習では、社会の中にある様々な福祉について調べる学習を進めた。その中の一つ、障害に関する福祉について、実際にGTを迎え、話を聞くことができた。障害のある人の生活や体験、思いに触れることができた児童は、自分たちに何ができるかを考えた。日常の中での工夫や外出した時の行動、更には将来の自分について考えを深める児童がいた。

⑤グローバル・シチズンシップ教育

6年生の総合的な学習の時間では、将来の自分について考えを深める時間を設けた。学習活動の一つである「夢授業」では、北九州の12種の企業人や職業人と出会い、直接話を聞く機会を得た。職業人一人一人がどんな思いを持って働いているのか、仕事へのこだわり、信念、新たな夢を語る職業人の話に、児童は真剣に耳を傾け話を聞いた。職種に違いはあれど、仕事への誇りをもって職業人が働いていることを児童は知り、自分の夢や将来、どんな大人になりたいかについて考えを深めることができた。また、児童一人一人が、今から自分にできること、どのような行動が必要かを見つけ、実行しようとしている。

来年度の活動計画

<常時活動>

・計画委員会による「朝の挨拶運動」

・環境委員会による「ペットボトルキャップ集め」「ふじっこ環境まつり」

・保健委員会による健康管理に関する掲示物、呼びかけなど

・給食委員会による食に関する知識や情報の掲示物、放送など

<各学年の取組>

・1年生の生活科「昔遊び」で地域の人々との交流

・2年生の生活科「町探検」で地域の人々との交流

・3年生の総合的な学習の時間「国際理解」に関する方との交流

・4年生の総合的な学習の時間「福祉」に関する方との交流

・5年生の総合的な学習の時間「国際理解」に関する方との交流

・6年生の総合的な学習の時間「夢授業」で様々な職業人との交流

また、本校は生活科・理科教育を学校の主題研究にて力を入れて進めている。各教科の各単元において、SDGsの目標を意識した授業展開を仕組み、SDGs教育の推進を図っていく。

過去の活動報告