所在地 | 〒470-2105 愛知県知多郡東浦町大字藤江字仏131 |
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電話番号 | 0562-83-3274 |
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加盟年 | 2014 |
2024年度活動報告
減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉
本校は昨年度から「人との関わりを大切にして、進んで学ぼうとする児童の育成」というテーマの下、児童がもつ追究したいという意欲を高め、友達と関わりながら課題解決に向けて進んで取り組もうとする力を育てることを目指している。今日的な諸課題に対して、ESDの視点に立ちながら課題解決の方法を協働的に学ぶことに重点を置き、教育活動を推進した。
主に生活科や総合的な学習の時間を中心として①環境②地域の文化③防災④生き方についての学習を行った。
①「環境」にかかわる学習
本校周辺には豊かな竹林が広がっている。3年生がたけのこ掘りをしたり、竹を使った道具に親しんだりすることで、竹のよさを再発見した。また、藤江の自然環境を残していくためにできることを一人一人が考えた。
②「地域の文化」にかかわる学習
藤江地区には無形文化財である「だんつく獅子舞」という祭りがある。4年生が八ツ頭保存会の方に教わりながら、実際にだんつく獅子舞「恋歌仙」の演目を演技・演奏することで、伝統や文化を受け継ぐことの大切さに気付いた。
③「防災」にかかわる学習
5年生が、今年度から地域団体である「東浦防災ネット」と協力して命を守るための防災について学習した。地域の避難ルールがあることや、地域の防災設備のことを教わり、地域防災への関心を高めた。
④「生き方」にかかわる学習
6年生が働くことの意味や、やりがいについて考える出前授業を受けた。理学療法士や建築設計士など、様々な職種の方に取材することで、「仕事」について考え、世の中にあるたくさんの仕事が結びついて社会ができていることを学んだ。そして、学んだことを自分の生活に結びつけて、生活をよりよくしていこうとする実践的態度を育んだ。
来年度の活動計画
来年度も新しいテーマを意識しながら生活科や総合的な学習の時間を中心として、本校の特色(豊かな自然・豊富な人材)を生かして、「環境」「地域の文化」を柱とした学習活動を実践していく予定である。
SDGsに関連したさまざまな課題を友達と関わりながら追究すること②自分にできる継続的な活動を考え、主体的に問題に取り組ませることを意識した活動を心がけ、児童のリーダーシップとフォロワーシップを育てていきたいと考えている。