• とやましりつちゅうおうしょうがっこう
  • 富山市立中央小学校

  • Toyama Municipal Cyuou Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒930-0052 富山県富山市五番町4−35
電話番号 076-421-6490
ホームページ http://swa.toyama-city-ed.jp/weblog/index.php?id=toyama068
加盟年 2009

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, その他の関連分野

本校は「自然にやさしい、人にやさしい、地球にやさしい」を活動テーマとして、ESDの実践を通して7つの能力・態度(批判的に考える力、未来像を予測して計画を立てる力、多面的・総合的に考える力、コミュニケーションを行う力、他者と協力する態度、つながりを尊重する態度、進んで参加する態度)の育成を目標とした。

本年度は、地域に関わる学習、環境に関わる学習、持続可能な生産と消費、住み続けられるまちづくり の4つのテーマで学習に取り組んだ。

・地域に関わる学習

3年生では、「We love 中央!~中央校区のよさを見つけ、伝え合おう~」をテーマに、校区の中で自分が興味・関心をもったまちの様子(施設、店、道路、自然、伝統、歴史)について調べた。日頃、何気なく通っている場所でも立ち止まって注目してみることで見えてくる面もあり、子供たちは本やインターネットを使って調べたり、実際にまちや店の人にインタビュー活動をしたりして、自分たちが住む中央校区のまちの様子をより深く理解することができた。

・環境に関わる学習

4年生の子供たちは、SDGsボードゲームや富山市オリジナルのストップ地球温暖化すごろくをきっかけに、SDGsについて関心をもった。さらに、「3R推進スクール」等にも積極的に参加し、「セントラル環境チャレンジ!~できることからはじめようSDGs~」をテーマに環境問題に関する学習を進めた。水、ごみ、電気、生物多様性等について調べ活動を行い、パソコン端末にまとめたものを発表した。身近な生活の中で、自分たちにできることはどんなことがあるのかを考えることができた。

・持続可能な生産と消費

5年生の子供たちは、「私たちの食と未来を考えん米け!~米作りから持続可能な社会を考えよう~」をテーマに、実際に稲を栽培し、田植えから収穫・消費までを体験した。さらに、稲の栽培をきっかけとして一人一人が米作りに関する疑問や課題を見出し、それぞれの追究を進めた。学習を通して、持続可能な食糧生産と消費について、今の自分にできることはないか考え、実践した。

・住み続けられるまちづくり

6年生の子供たちは、「まちなか活性化計画!」をテーマに学習に取り組んだ。富山市の中心市街地が校区となっていることから、商店街の活性化や地域の発展のためには何が必要なのかを考えた。家族や地域に住む人々にインタビューをしたり、商店街に何度も視察に出かけたりして、どうしたら商店街が活性化するか話し合いを重ねた。さらには富山市長を迎えて、自分たちの考えを直接市長に提言する機会も得た。商店街の活性化や地域の発展のため、校区のよさを小学校に通う仲間や地域の人々に伝える努力をしていきたいと考えている。

 

来年度の活動計画

【1、2年生】
中央小学校のESDのテーマ「自然にやさしい・人にやさしい・地球にやさしい」を意識しながら、生活科の学習を行う。

【3年生】
子供たちが地図にまとめた内容を伝え合い、中央校区がどのような「まち」であるのかを再確認する。施設や店、自然等がわたしたちのくらしをどのように支えているのかを理解し、これからのわたしたちの「まち」の未来について考えることを今後行っていく。

【4年生】
環境問題に対して自分たちにできることを実践することで、より多くの人々が環境問題に関心をもって取組を考えていくことが大切であると気付き、そのために、どのような働きかけをしていけばよいかを考えていく。

【5年生】
子供たちにとって身近な「食」をテーマに取り上げ、米作り体験で学んだことや調べたことを基に、より深く物事を考え、食の未来を守るために自分にできる取組をしたり、友達の活動に協力したりすることで、自分たちの手で食の未来を切り拓いていく意識を持続していく。

【6年生】
世界の子供たちの現状を知り、子供たちのくらしの背景を調べたり、自分にできることを考えたりする。そして、自分にできることを計画・実践し、自分の生活や身近な人との関わり方を見直す。

過去の活動報告