所在地 | 〒735-0004 広島県安芸郡府中町山田5-1-1 |
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電話番号 | 082-282-5311 |
ホームページ | http://www.akifuchu-h.hiroshima-c.ed.jp/ |
加盟年 | 2010 |
2024年度活動報告
国際理解, 平和, 人権
本校では、校訓「自主自立」「好学愛知」「心身錬磨」のもと、持続可能な地域・社会つくりや世界の平和と発展に貢献する人材を育成するため、生徒に6つの力(論理的思考力、課題発見・解決力、伝える力、協働する力、やり抜く力、俯瞰して考える力)を身に付けさせることを目指している。ここではユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野に関連して、平和構築に係る活動と文化多様性の尊重に係る教育について報告する。
1.平和構築に係る活動 (「原爆の子 さだ子の願い」紙芝居) ① 本校では2015年より地元の中学生とともに8月6日に平和記念公園で紙芝居の上演を行ってきた。今年度も平和記念式典に参加をした国の内外の参列者に対して紙芝居を上演し、感動して涙を流す聴衆もおられるなど、有意義な交流活動を行った。さらに、2022年からは国際科の生徒が授業の一環でインドネシア、フィリピン、オーストラリア、アメリカの生徒に対してもオンラインでの上演会を開催しており、平和の尊さを訴えかけている。また2024年8月には日本生活協同組合連合会が主催するピースアクションinヒロシマに招待され、県内の代表2校のうちの1校として紙芝居の取組についてステージ発表を行った。この時の模様は全国にもライブ配信されている。(https://peace.jccu.coop/hiroshimanagasaki参照。)
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来年度の活動計画
ヒロシマにある高校として、英語紙芝居を軸とした平和学習をさらに深化させ、原爆投下から80年目を迎える今年、被爆者の想いを継承していく活動を更に展開していく。また、県内で唯一の国際科を有する学校として、海外研修や姉妹校留学生の派遣プログラムを充実させつつ、引き続きオンラインでの交流も行い、多様性の尊重、非排他性といった持続可能な開発に関する価値観を生徒に涵養する。あわせて地域の幼稚園、小・中学校や地元にある企業・行政団体との連携を深めていくことで、地域社会に貢献し、主体的に課題解決に取り組もうとする生徒の育成を目指す。