• かつやましりつむろこしょうがっこう
  • 勝山市立村岡小学校

  • Katsuyama Municipal Muroko Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, ジオパーク

所在地 〒911-0033 福井県勝山市郡町2丁目9-1
電話番号 0779-88-0025
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加盟年 2014

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, ジオパーク

本校では、「人とつながり、自然とつながり、未来のふるさとを大切に行動できるESDの推進」を活動テーマとし、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、自分体も地域社会の担い手であることを自覚し、地域を誇りに思い、主体的に関わることができる児童の育成を目指すことを継続して取り組んでいる。
ESDの実践では、SDGsの目標とのつながりを意識させ、学年毎にテーマを設定し、発達段階、児童の興味・関心に応じた活動を計画した。活動の中で生まれる課題について、仲間との協同や対話、地域の大人の支援によって学びを深め、児童の実践に繋げた。県主催の発表大会や学校行事を通して、活動によって得られた学びや社会に対する考えを、地域内外へ児童が主体となって発信できるようにした。
〇平和・非暴力を旨とした、地球市民としての意識の醸成
2年生は、「もっと知りたいな もっとなかよくなりたいな~村岡の町・人・自然~」をテーマに、町探検をし、地域やそこで生活する人について調べた。自分たちの生活は多くの人に支えられており、地域で協力することによって豊かな生活が遅れることに気付くことができた。
4年生は、「みんなの笑顔あふれる幸せ村岡町」をテーマに、福祉を中心として妊婦・子育て、障がい、シニアについて体験を行ったり、調べたりした。生活する上で大切なことや、みんなが幸せに生活するために自分たちができることがあるかなど、地域だけでなく社会全体を考える機会につながった。
〇持続可能な開発および持続可能なライフスタイル
3年生は、「村岡の自まんを発見!村岡たんけん隊」をテーマに、地域の方の協力を得ながら、勝山水菜や赤トンボについて栽培体験や捕獲・調査を行ったり、調べたりした。地元の特産品や生物を後世に伝えていくためには、ただ生産・消費するだけでなく、自然と調和し、人々に知ってもらうことが大切であることを学んだ。
5年生は、「自然いっぱい きらきらかがやく村岡町」をテーマに、JAや地域の方から、米作りについて学び、農業の現状や課題、これからの農業について考えた。「いちほまれちびっコンシェルジュ」の活動も継続して行い、高齢化や米離れなどの課題の解決のため、自分たちにできることは何かを考え、広報活動などを行った。
〇異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重
6年生は、「広げる!さかえる!村岡の魅力!」をテーマに、地域の環境団体や環境省、県自然保護センター等の支援を受け、小原地区のミチノクフクジュソウ(絶滅危惧種Ⅰ種)の保全活動や農村文化について学習した。調査したことを県主催のプレゼンテーション発表大会で発表した。

来年度の活動計画

令和7年度も引き続き、人権教育・環境教育・福祉教育・ふるさと教育を柱に活動を行う。
これまで、4つの柱を中心に、学年毎に活動を行ってきたが、毎年似通った内容での活動が多かった反省を生かし、令和6年度に実施した内容や考え方を整理し、新たに取り組めることを考察・共有していく。
例えば、4年生が行ってきた福祉教育では、新たに介護についての学習を取り入れたり、SDGsの目標との関連性を意識した活動を取り入れたりしていく予定である。
継続してきた活動を廃止するのではなく、児童の実態や興味・関心に応じた新たな取り組みと取捨選択しながら、活動テーマを達成できるようにしていきたい。

過去の活動報告