2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 減災・防災

当校は、「持続可能な社会を実現するために必要なエネルギー環境教育、国際理解教育」を活動テーマとして、ESDを各教科の授業目標の中に取り込み、ESDの実践を通して生きる力の育成を目標とした。具体的には、エネルギー環境教育、国際理解教育を柱に、①エネルギー問題に係わる活動、②環境問題に係わる教育、③国際理解問題に係わる学習を行った。

①   エネルギー問題に係わる学習

・ゴーヤ、サツマイモの地産地消実習

・福島県立安達高等学校との交流を通して下記のような学会等に出席しエネルギー問題について理解を深めた。

018.3.19-21 大阪大学中之島キャンパスで開催された国際学会”International Workshop on the Biological Effects of Radiation”に参加し”The special quality of the radiation meter and radiation measurement around the Fukushima Daiichi nuclear power plant”の題でポスターセッションに参加するとともに、高校生スペシャルセッションに参加し、福島第一原発の事故の風化の問題などに関する議論に参加し知見を深めた。

 

2018.7.28 京都女子高等学校で開催された第2回高校生スペシャルセッション「おこしやす。京の夏」に参加し、福島復興に関する様々な課題についてのディスカッションに参加した。

 

2018.11.24 京都大学で開催された「福島の事故を未来へ生かすために」というイベントに参加し、TEAMユリカモメの活動で行った放射線に関する研究のポスターセッションに参加するとともに、高校生スペシャルセッションの総括のディスカッションに参加した。

 

②   環境問題に係わる活動

・竜が山(タンク山)プロジェクト…地学基礎と生物の授業中に隣接する竜が山(タンク山)をフィールド学習として活用し、神戸層群の堆積岩の観察や植物遷移について調査した。

 

 

国際理解問題に係わる活動

・祈り鶴プロジェクトの継続

・全国模擬国連に応募

・ネパール ギャラクシー高校とスカイプで交流

・高校生国際問題を考える日に参加予定

来年度の活動計画

学習指導要領の改訂に伴い、総合的な探究の時間の取り組みを充実させるために「持続可能な社会を実現するために必要なエネルギー環境教育、国際理解教育」を活動テーマとして引き続き活動を進める。具体的には

①  エネルギー問題に係わる学習 では安達高校との交流を深める 

②  環境問題に係わる学習 では探究活動の具体的なテーマを模索し探究活動を進め、竜が山を学習フィールドとして活用する。

③  国際理解問題に係わる学習 では海外のユネスコスクールとの交流を模索。全国模擬国連への応募 高校生国際問題を考える日への参加に向けて生徒への啓蒙活動を行う。