2018年度活動報告
本年度の活動内容
エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, 減災・防災, 食育
本校は「向上の喜びあふれる学校」を学校理念として、ESDを「つながる力」と捉え、ESDの実践をとおして「将来を生き抜く力」の育成を目標とした。
具体的には、「つながり」を柱に、①「人と人とのつながり」に係わる活動、②「人と環境とのつながり」に係わる教育、③「人と自然とのつながり」に係わる学習、④「人と社会とのつながり」に係わる学習を行った。
①「人と人とのつながり」に係わる活動では、生徒会本部が主催した地域落ち葉ボランティア(61名が参加し、90L ゴミ袋65袋)を行い、自治会長からもお礼の言葉をいただいた。
②「人と環境とのつながり」に係わる教育では、2年技術科で農作物を中心に身近な野菜作りを学習するとともに、かいわれ大根の水耕栽培を全員で行い、作物を育てることの難しさを身をもって感じることができた。また栽培に必要な「肥料」「農薬」「品種改良」「遺伝子組み換え」のことにも触れ、栽培技術の進歩と環境に対する影響についても考えた。
③「人と自然とのつながり」に係わる学習では、3年生の教科「日本語」で2学期に和食の学習を行った。地域でとれる食材を大切にし、無駄なくいただく和食のすばらしさを、だしや味噌などの発酵食品を味わう体験をとおして実感してもらった。また、和食に欠かせない箸の歴史や正しい持ち方、嫌い箸のマナーや上手な魚の食べ方なども学んだ。
④「人と社会とのつながり」に係わる学習では、生徒会の取組として、ペットボトルキャップを集め、「エコキャップグランプリ」として企画した。普段、リサイクルをしないものをリサイクルするため、発生するはずであったCO2の削減が手軽にできるということで、生徒たちは身近なところからも社会にこうけん感想をもつことができた。
来年度の活動計画
平成31年度も「人と人」「人と環境」「人と自然」「人と社会」とのつながり、「地域との協働作業」等を柱にして、以下の活動に取り組んでいく。
・古着古布回収ボランティア
・緑のカーテン(環境教育)
・食育授業(和食器体験)
・大蔵大根栽培
・職場体験
・小中野菜交換会
・エコキャップグランプリ
・地域清掃ボランティア
・ESD新聞