2018年度活動報告
本年度の活動内容
活動分野
気候変動, 環境, 福祉, 減災・防災, 健康, 食育
今年度の本校での取り組みは,「①ESDの視点に立った各学年の単元計画の再考」,「②各教科等の資質・能力と総合的な学習の時間との関連を明確にするための一覧票の作成」,「③外部講師等人材の活用」の3つが挙げられる。①に関しては,地域の持続不可能な問題を基に,単元の構成することを配慮事項とし,各教科等で得た資質・能力をどのような場面でどのように活用させるかなどを,校内における研修会等を通して教員全員が共通理解し,単元計画を再考し修正した。その際,各学年の総合的な学習の時間の担当者と,ユネスコスクール担当で活用する資質・能力や情報機器の操作,発信方法などを共有したことで,児童の発達段階における系統性を明確にした。②に関しては,ESDカレンダーのみではなく,各教科等で得る資質・能力との関連を明確にすることで,系統性を図るだけではなく,各教科等でどのような力を高めればよいのかを再確認することができることが明らかとなった。③に関しては,積極的に大学,行政,企業等と関わりを持ち,活用した外部講師等のリストアップ化を図り,次年度以降も同様に単元を行ったり,更なる改善ができるようにした。
来年度の活動計画
次年度以降は,①具体的奈発信方法(情報機器の活用含む)の系統性を更に明確にし,それに向けたスキルアップの時間を確保するためのカリキュラム構成の工夫を行うこと,②SDGzと本校の学習活動(総合)との関連をより明確化し,更なる単元計画の修正,改善や開発に努めること,③発信の場の一つとして,全国のユネスコスクールとの交流を行うことの3点が挙げられる。