稲城市立稲城第二小学校
交流相手国/地域 ドイツ
交流相手学校名 マイセン アリタ小学校
交流期間 2024年11月7日 ~2024年11月19日
交流方法 メール, 学校訪問
学習分野 異文化間の対話, 持続可能な開発目標(SDGs)
交流目的

・ドイツの小学校でのESD教育の状況を知ることによって、本校のESD教育をより良くしていくための参考にしたい。
・児童との交流時間を設け、児童の視野を広げる機会とする。

交流内容

・同じ小学校でESDを推進していることから、視察と情報交換のために、マイセン市の有田小から来校された。
・本市教育委員会佐藤孝指導主事より挨拶。
・本校校長より、稲城二小の学校の沿革と教育、地域、児童についての説明。
・研究主任梅田主任教諭から、本校のESD教育についてプレゼンを行った。
・双方のESD教育についてどのような実践をしているのかについて具体的に報告しあった。
・ESDの観点から考える理科の授業を参観(4年生)
・伝統的な日本の文化として、和楽器である琴の演奏体験授業の参観と体験。
・学校給食をランチルームにて児童と召し上がっていただき、5年生の児童と 質疑応答などしながら交流。
・本校は児童の作品展(粘土の作品含む)を2月中旬に行うことの報告。
・マイセンがやきものの町であることから、日本の有田市と交流しているが、本校の学区でも「稲城焼」があり、保護者である陶芸家との交流も行うことができた。

交流の成果

・ESDに取り組む小学校として、双方の学校について知ることができた。
・考える力を伸ばすための授業の様子を見ていただき、感想をいただいた。
・ドイツと日本という国を超え、ESDを推進する小学校として、相互理解ができ、良い文化交流となった。
・ドイツの校長先生のフレンドリーなお人柄から、児童も緊張せず質問することができ、サッカー選手などの共通の話題から、共通理解を進め、笑顔で交流している姿が印象的だった。
・マイセンは焼き物の街であるので、児童は授業でやきものを作っているそうである。ちょうど、来年の2月15日が本校の児童作品の展覧会なので、それに向けてドイツの児童の作った作品を送り、一緒に展示するという話になった。

交流に当たり困難だったこと、克服した方法

・メールでのやり取りを、翻訳ソフトを使用して行ったが、翻訳のおかしいところをユネスコスクール事務局の方に修正していただきとても助かった。ドイツ語の日常会話のできる教員がいたため、当日は全く問題なかった。

今後の予定・展望

・学校同士の交流としてドイツ有田小学校の児童の焼き物の作品を本校の2月の作品展に展示をする計画。(作品を送っていただけるとのお話があった。)

写真

その他